初出展!

名残惜しい我ら日本を離れ、先々週末に無事ロンドンへ到着しました。

話す事は山ほどありますが、体と頭がまだついて行きません。そこで今日は取り急ぎ、宣伝だけさせてください!

友達と立ち上げたビンテージウエディングのお店。御陰さまでとても順調に進んでおります!ありがとうございます。
http://www.belleinwonderland.com/

さて、今週末にフェアーに初出展することになりました。
http://www.amostcuriousweddingfair.co.uk/find-us-london-fair/
http://www.belleinwonderland.com/125

most curious 88x125 London only

入場料は無料ではないのですが。。。もしたまたまドレス購入を考えている方はぜひ色々なお店が出ているのでお立ち寄りください!

そして日本より帰国し、ちょっぴりホームシックな日々。もちろん旦那きのこはいますがそれとこれとは別です!
そんなブルーな気持ちを一転して笑わせてくれたこのベルインの相方のブログ日記。
http://www.belleinwonderland.com/blog/archives/874

以前彼女はロンドン日記をずっとブログでやっていて、それを久しぶりに見て抜き出した私たちの一面。いやいや、うけたうけた。

とにかく週末に専念します!!少し早いですが、皆さんも素敵な週末をお過ごしくださ〜い♪

ブルースとの会話

木曜日はブルース・レーシー (Bruce Lacey)と言うエキセントリックなパフォーマンスアーティストのドキュメンタリー、DVDのラウンチ試写会へ行ってきました。もちろん場所は旦那きのこの働くBFI (British Film Institute) の映画館のあるサウスバンク (South Bank)。

仕事が終ったら直で向かいます。運良く地下鉄がスムーズで、間に合いました。こちらがブルースさん。

自分の好きな事をあくまで通すブルースさん。旦那きのこの友達であり同僚であるウィルがこのドキュメンタリーについて少しお話をし、始まる前に一言、とブルースさんへマイクを渡すと、

「ちょっとまった、トイレへ行ってくる」

と早速マイペース。会場は大笑い。ウィル的にはブルースに一言言ってもらい、そのまま映像へ突入と言う段取りだったと思うのですが。。。

「彼はもう見たと思うから先に初めてもいいかなあ、それともそれってひどすぎる?」
ウィルも場をつなげるのに必死です(笑)

トイレから帰って来たブルースさん。85歳ですもの。大丈夫ですよ、私は33歳で、あなたと並んでトイレ近いです。

ドキュメンタリーは彼が現在住んでいる家がベース。彼の作品や昔の映像を交えたものでした。こちらがトレーラー。
   

  
軍事の使命を終えたブルースは、アートスクールへ行き、その後アルバートと言う劇団と一緒に活動を始めました。

とにかくメカニックな物が大好きだそうで、家中に飛行機の模型はもちろん、本物の飛行機の一部まで持って帰ってくるから大変。
   
「メカニズムそのものが大好きなんだ。この精密なボタンやレバーの美しさ。だから僕のロボットはみんな詳細が見えるんだ。」
   
彼のパフォーマンスには彼の作ったロボットたちが登場します。
こちらは後ほど紹介するエクシビションにで展示されていたロボットさんたちの一部。
   

イギリスでは結婚式にお婿さんはベストマン (Best man)と言って、指輪を式の当日までキープし、式でスピーチをし、そんな大役を選ばなければいけません。たいていは親友や兄弟がこの役に命じられるのですが。。
    
ブルースの場合、親友のジョンに頼んだものの、夜、布団の中で自分にとって一番大切な人とは。。。と考えたそうです。やっぱりロサを選ばない事なんてできない。。。

新聞の記事はジョンが大役を降ろされ、ロボットのRosaが代わりに業務をこなしたと言う嘘のような本当のお話です。ブルース、あなたどこまでエキセントリックなの!?
   
映画が終わり、今回のドキュメンタリーを作った人たちと一緒にステージの上でQ&A。そして私は見逃さなかった、途中で2回、映画が終る直前にまたトイレに行った彼を(笑)

ステージへあがるなりマイクを奪い取るブルース。そしてウィルの質問には全く違う答えを話しだすブルース。監督さんが話をするとその内容の話が続くのかと思いきや、やはり全く違う話へ展開するブルース。自分自身の経験から話したいことが頭の中に山ほど詰まっているのです。
   
とにかく会場では笑いが止まらず、あっと言う間に楽しい時間が過ぎました。
   
そしてショーの後、初日と言う事でドリンクパーティーが。ご飯も食べていなかったので、一杯だけフリーワインを飲んで帰ろう、と言いながら気がつけば2杯目。でもおなかもすいていたのでやはりおいとましようとなり、帰る前にブルースに一言挨拶をと思い、彼の座っているソファーへ。
   
「最高でした!楽しい夜でした!ではっ!」
   
と、かっこ良く去ろうと思っていた私たち。気がつけば旦那きのこはブルースの隣に、私は床へ座り込み、彼の話に聞き入ってしまっていました(笑)
昔は私たちと同じハックニー(Hackney)に住んでいた彼。地元の話で盛り上がり、結局土曜日にあるエキシビションのラウンチパーティーで!と言い残して帰途についたのは10時半過ぎ。ご飯も食べずに赤ワインを飲んでしまい、なんだか明日は絶対仕事できないな状態。。。
    
どうにかそんな夜の後の金曜日を乗り越え、七夕の土曜日。そんな素敵な日に彼のエキシビションのラウンチングパーティーがありました。
   
フィンチェリー (Finchley)にある カムデンアートセンター(Camden art center)。行った事がなかったのですがこれがまた素敵な建物。入場フリー、そしてアフタヌーンティー用の紅茶とケーキ、サンドウィッチまでついてきました。
   

   
ブルースの子ども時代のお部屋、そしてロボットを作りロボットと一緒に舞台へ出ていたパフォーマンス時代のお部屋。シャーマンにとても興味を持ち、自作のコスチュームで儀式のパフォーマンス時代のお部屋。計3つのお部屋がありました。 
   
子どもの頃いつも一緒に寝ていた人形。
  
  
  
飛行機コレクションのほんの一部
   
 
   
パフォーマンス衣装の一つ
      

   
手作りのシャーマン道具
  

   
緑がたくさんのお庭があるこのギャラリー。天気はちょっと曖昧でしたが、それでもみんな外でくつろいで、素敵な昼下がりでした。大家族を持つブルースは最初の奥さんと今のパートナー、たくさんの子どもたちとたくさんの孫たちに囲まれ家族写真を取ったり、85歳と言う事で、休憩でいなくなったりと、結局ブルースと話す機会が持てずに終りました。でもいろいろ偶然と興味深い人との出会いがあり、たった2時間のイベントでしたが楽しかったです。
    
ウィルと3人で帰る電車の中。それぞれ悩みはあるものです。いろいろと愚痴ったり話をしたものの、結局ブルースの名言通り、人の意見に左右されずに自分の好きな事を、自分と言う人をを貫き通す。それが一番大事だよね。と言う事でまとまりました。
   
そうそう、彼は言ってました。
「みんな第1子ども時代の後は、成長して、家族を作り、家のローン組んで、定年退職して第2子ども時代を迎えるんだ。でも僕は未だに第1子ども時代に居座ってるよ」
   
ドキュメンタリーの始まりで、ロケット花火に裸の人形を結びつけて火をつけて発射させ、孫たちの成功を祈るブルース。これが第1子ども時代に居座る彼の大好きな孫たちに対する愛情表現方法です。
  

   
   

プライベートビューへ行く

すっかり遅くなってしまいましたが先月October Galleryへ行ってきました。地下鉄駅、Russell squareから歩いて5分くらいでしょうか。 Visions of the Divineと言う仏教とヒンドゥーアートの展示会。ギャラリーで働く友人に招待して頂き、前夜のプライベートビューへおじゃましました。

6時スタートですが、仕事が終わり次第電車に飛び乗り、近くで働く旦那と合流し、駆けつけました。

既にたくさんの人です。

どれもこれも顔を近くに近づけなくては見えないほどの細かすぎる詳細。すみません、遠すぎて見えないですね。。。きちんと虫眼鏡がおいてあり、みんなそれを使いながら顔を必死に近づけていました、まるでウォーリーを探せです!


 
  
模様のまた模様というように一体どこまで追求するのかと驚きの作品ばかり。ジョンマイルズさんの作品(John Miles)

こちらの作品はどなたのでしょう。分解して行くと。。。

なんて精密なんでしょう。
  
Robert Beerさんと言うアーティストが現代の若手ヒンドゥーアーティストたちを支援するために開いたこの展示会。
ロバートさんは15歳の時に3歳の妹さんを病気でなくしました。朝、目を覚ますと妹さんと二人で違う世界にいて一緒に飛んでいたそうです。いわゆる走馬灯体験だと思います。この体験により、彼のスピリチュアルな世界のリサーチが始まるのです。
こんなに小さい子どもである妹がなんでひどい病気で亡くなったのか。何か意味があるのか。彼はずっとその疑問を大人たちに投げかけてきました。でも両親や神父など、身近な大人たちの返答からは彼なりの答えは見つかりませんでした。

小さい頃から絵は得意で、美術は学校でもいつも一番だったそう。アーティストのジョンマイルズ(John Miles)さんとの出会いにアーティストとして、そして友達として、とても大きな影響を受けたそうです。
  
1960年代中頃にトルコ、1970年にインドとネパール。人生のほんの1/3以下の年齢ですでにいろいろな事に悩み、いろいろな人生の冒険をされています。
1976年にイギリスへ戻って来られてからもずっと絵を描き続け、イラストレーターとして生計を立てるなどして家族を守ってきました。
  
2006年に娘さんを一人事故で亡くされています。つらい時期を乗り越え、今は前向きに過ごしているとの事です。
二度も身近な人の早すぎる死を体験し、他人にはわからない悲しみとつらさを乗り越えられて来られたのだと思います。
  
奥が深すぎてうまくまとめることができずアップがすっかり遅くなってしまいました。うまく伝えられたかも心配ですが、このまま悩みすぎるとドラフトのまま化石かしてしまうので(笑)
  
興味のある人はぜひウェブサイトのギャラリーより作品を、そしてバイオグラフィーより彼について、もっと深く追求してみてください!展示会は26日までやっています!