お帰り、おばばきのこ

日曜日はなんだか1人春気分のまりこきのこでした。2月の終わりに突然入院をしたおばばきのこが、お陰さまでいよいよ退院。先週木曜日に無事に帰宅し、ゆっくりと日々の生活に戻っています。早速2月以来初スカイプ!3月の帰熊の際に会ってはいるものの、更にちっこくなったかなあ。やっぱり手術前のようにはいかないよねえ。不安でした。。。
   
いやいや、入院前と全く変わらない元気さ。入院中のあの弱々しさはまるで嘘のよう。何と言う生命力でしょう。スカイプでは彼女の笑いが耐えず、いやー、元気づけられました。
  
  
「花束なんて人生で初めてばい。うれしかー」と何度も何度も言っていたショット。

  
92歳の彼女。本当に90以上に見えないほど元気です。なので、ままきのこからの突然のニュースにびっくりしました。しかもたまに趣旨がわからない文章が突然やってきたり、長い文章が打てないせいで詳しい事がわかりにくく。
  
この日も日曜の朝からこんなメール。
  
「おばばきのこが今朝突然おなかが痛くなり救急車で運ばれました。緊急手術して今ICUにいます」
  
これだけ書かれたメールが突然私のメールボックスに入っていて、朝からパニックです。肝心なところが。。。
   
で、無事なんですか??ICUってそんなとこばっか横文字使って。。。てことは危篤!?
   
何とも言えない不安と何も出来ないこの状態。で、泣くしかなく。。。マックの前で上機嫌だったと思いきや、突然大泣きの相方にびっくりの旦那きのこ。きのこ家に突然の大嵐です!
   
結局メールの返事がすぐ来て、手術は成功し高齢と言う事で術後初日はICUにいる。とりあえず肝心なところがわかりほっとして涙を拭くまりこきのこ。
   
もー。。。
   
それにしても、やっぱり人生って思ったら即行動ですね。
   
さすがにままきのこのお友達が60歳になって初海外旅行なのに、出来る時にしないと。と、突然一人でパリとロンドンへ行くと決め、ロンドンは知り合いがいるからホテルは現地で。と、1週間前にホテルよろしくされたまりこきのこ。
   
こんな、スーパー思い立ったら即行動はさすがに開いた口がふさがりませんでした(笑)
   
でも話を聞くと、やはりそのようにして直感に従って起こした行動と言うのは、タイミングよくやった事なので、全てがタイミングよくやってくるんですねえ。困った事があっても、いろいろな出会いがあり、助けがあり、なんだか素敵な一人旅を終えたみたいで、うらやましい限りです。
   
おばばきのこが入院して、私は日本へ会いに行きたいと思いました。でも行くなら数日ではなく2週間くらいは。。。新しいプロジェクトもたくさんかかえ、一人部署に所属する私がいなくなったらプロジェクトが停まってしまいます。でも何が今大事か。直感に従い、即社長に話をしました。お陰さまでオッケーが出て、約2週間、毎日おばばきのこの顔を見に病院へ行くことができました。
   
両親きのこが隣の家のおばばきのこ家に移ると言う話がでて、さっそく家の掃除や片付けを手伝うことができました。温泉でままきのこと、普段持てないガールズトークな時間を持つ事が出来ました。おしゃれなカフェなんて行った事がないぱぱきのこ。リタイアして、野菜ばっか育てる日々。そんな彼をどうにかおしゃれまではいかぬとも、若者が行くカフェへままきのこと引っぱりだす事にも成功。そして10年ぶりの旧友たちとも会う事ができ、福岡空港まで見送りに行くと言う理由づけで、ままきのこと一日福岡ショッピング。色々な事がタイミングよく起こり、とても貴重な2週間でした。
    
おばばきのこには恩返しが出来ないくらいにすでに大量の幸せを与えてもらっています。ギブ&テークと言う言葉がありますが、彼女は常にギブ、ギブ、ギブ、です。まだ恩返しが出来ずにいる孫きのこ。今回の帰熊で孫パワーを受け取ってくれたのでしょうか。彼女のように生きたいです。
    
   
おばばきのこに仕立てて頂いた着物を来て。女きのこ三代(笑)

   
多趣味です。お花にお茶に、着物も着こなし日本の文化をとても大切にし、最近は亡くなったじじきのこの意思を次いでか、俳句にペン習字。亡くなった息子、おじきのこの特技だった歌、月に一度、お歌の会へ行き、歌っていました。
     

   
不思議な人です。時間があると小さなふくろうを作ります。そう、噂の幸せを運ぶふくろう。
お友達にはもちろん。病院でお世話になった看護婦さん、そして道ばたでよくしてくれたあかの他人にもプレゼント。バッグへ常備し、いつでもどこでも飛び出せるように。
  

   
まりこきのこページの作品ページをなかなかアップできずにいますが、そんなふくろうの彼女のお話の本も作りました。
   

  

  

    
渡英してから10年以上日本のお正月を体験していません。そんなの日本人失格ですよね(笑)
   
今年は元気になったおばばきのことまだ日本のお正月を味わった事のない旦那きのこと。家族みんなで過ごす予定です。
   
おそばをずるずる出来ないイギリス人と日本語で話しかけ通す日本人。言葉は通じませんが、心はかなり通じ合っているみたいです。
   

   
   
   

じじきのこ

今日はきのこ家のお話、じじきのこのこと話したいです。

まりこきのこは大変おじいちゃん子でした。
  
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中学生の時に亡くなったのですが、その時初めて身近な家族の死を経験しました。記憶があまりないのですが、入院していた事は知っていたけど、そんなにひどい事は知らされてなかったような気がします。輸血の際にC型肝炎になり、薬を飲まずに最後は肝硬変で亡くなったそうです。なんだか私にとっては突然いなくなったと言う感じでした。
  
    
じじきのこは学校の先生でした。母曰く、父として大変厳しい人だったとか。
  
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退職してからは今はなき古家のお庭になんだか寺小屋のようなものがあり、そこで習字教室を開いてました。私も弟も一時通っていたのですが、残念ながら今となっては大変字は下手です(笑)
  
趣味でテニスをしていました。
     
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客室にはたくさんのトロフィーが飾ってありました。
  
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俳句もやってました。何度かホトトギスに載りました。
  
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これは中村汀女のことを歌った俳句、佳作作品とばばきのことのショットです。素敵な一枚です。蘇嵐はおじいちゃんの俳句名。阿蘇生まれなので阿蘇の蘇が入っています。もしきのこ家にお子が生まれたら蘇菌でしょうか(笑)嘘です、ごめんなさい。日本名は蘇嵐てつけたいな。
  
  
昔の家は大変土地が広く、お庭に貸家が2つありました。
  
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お庭の写真は手元にないのですが、池もあり、三角に鯉を買いに行ったのを覚えています。ばばきのこのおばさんの家が隣につながっており、そちらの庭には小さい畑とみかんやゆず、はっさくにきんかんに柿の木や栗の木、そしてデパートで買えば一玉3000円は当たり前のバンペーユなどの果物の木がありました。

桜の木もあり、自衛隊官舎と壁越しだったので、壁越しに並んでいる桜の木が満開になる春はお庭でお花見でした。その分毛虫が色々なところにいました。モグラの穴もたくさんありました。秋は枯れ葉を燃やして焼き芋。

今思えばそんな環境で育った私と弟はラッキーです。

話がそれて自慢話になってしまいましたが(笑)じじきのこのお庭は彼のがらくたでたくさんでした。私の物集め癖は絶対彼から来ています。DIYが大好きだった彼は、いらなくなった木の板や棒、鉄板、鉄の棒、とにかく何かに使えるだろう精神で集め続けました。その御陰でまりこきのこはお庭の木の枝にちょっとななめったブランコを作ってもらいましたし、ぐらぐらする一か八か鉄棒も作ってもらいました。タイヤを半分埋めた大変低すぎる跳び箱もありました。

じじきのことは、よく散歩にもでかけました。とにかく歩いて歩きまくるお散歩。彼が行くテニスコートに連れてってもらった事もあったし、新築の家を考えたのか、突然マイホーム展示場へ連れて行ってくれた事もありました。当時は床暖房なんて大金持ちのもので、2階の上にもう一つ階段があるなんて夢のまた夢で。そんな展示ホームに入った時はじじきのこに「この家がいいよ!」と強く推薦し、その日の夢にまで出て来たのを覚えてます。
   
      
しいたけ栽培を始め、初しいたけの収穫に大変満足な笑みのじじきのこ
  
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そうそう、じじきのこは肥後もっこすにも関わらず、馬刺を一切食べませんでした。何でも戦争中、危ないところを馬に助けられたとか。その御陰で生きているとか。そして私は午年。パパきのこはもと乗馬部。そしてスエーデンの伝統工芸、ダーラへストは馬。でも私は馬刺大好きです。。。(ゴメンねお馬さん。。。)
   
  
孫悟空になってみたじじきのこと、そんな姿を見て熊と一緒に笑いが止まらないばばきのこ
  
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そんなおじいちゃんとの思い出をいつか絵本にできればと思っています。いつかってだめですね。ちゃんと日程を組み立てないと!

  
そうそう、これはおじいちゃんが先生をしていた時に熊本教育委員会から贈呈されたかばんです。重いんですがイギリスまで持ってきました。大事に使っています。
  
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なんか大人になってからもっとおじいちゃんとお話したかったなあ。会いたいなあ。と、ちょっとセンチメンタルになってしまった久々の一人ぼっちでの週末でした。